日本では有名大学に編入するために行く大学というものがないので想像しにくいかもしれません。しかし、カナダでは編入しやすい環境が整備されているため、編入する学生が少なくありません。
カナダでは「浪人」という言葉はありません。希望大学に入れなければ、仕事をしながら翌年挑戦する人もいれば、希望大学に編入することを目的に違う大学に入学する人もいます。
カナダの大学間では単位を移行しやすいので、
小さい大学から、より学びを深めることが可能な大学へ
思っていた学びと違うため別の大学へ
など、編入制度は地元の学生にもよく利用されています。
そして私は、留学生にとって「編入制度」はメリットしかない制度だと思っています。
というのも、カナダには編入を目的としたプログラムを提供するカレッジが存在するからです。
有名大学への編入を希望する学生に、編入しやすいプログラムを提供しています。
そのひとつが、Langara College(ランガラ・カレッジ)。バンクーバーにある有名大学UBCへ多くの編入生を送っています。
そこで、Langara Collegeの編入プログラム(本来の名称は、Associate Degree Program)の編入プログラムのメリットを見ていきましょう。
編入プログラムのメリットは、
① 有名4年生大学に比べ圧倒的に入学しやすい
② クラスが小さいため、授業についていきやすい。つまりドロップアウトしにくい。
③ クラスが小さいため、教授と学生の距離が近い
④ 授業料が4年生大学に比べ圧倒的に格安
このようにメリットしかないと思われる編入プログラムです。特に留学生の授業料は高いので、留学生は、よりメリットを享受できると思います。
ちなみに、編入プログラムは留学生のためのプログラムではありません。地元の学生でも編入プログラムを利用して有名大学に入る学生さんが多くいらっしゃいます。
カナダの大学に留学をご検討されている方は是非チェックしてみてくださいね。