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カナダの教育制度(初等・中等教育)

カナダの教育制度は、州によって異なります。

カナダには10の州と3つの準州があり、州にはそれぞれ教育省がおかれています。従って、州により義務教育の年数、必須科目、卒業までの単位と条件などが異なります。

学年は、グレード1が日本の学校の小学校1年生にあたり、グレード12が日本の高校3年生にあたります。

日本では、必ず小学校6年、中学校3年、高校3年と3つに分かれているのに対し、カナダではエレメンタリーとセカンダリーのふたつに分かれている場合が一般的な州と、日本のように3つに分かれていることが一般的な州がありますが、州によっては必ず統一しているわけではありません。

カナダの教育制度(出典:カナダ留学ガイド(恵文社))

カナダでは塾や予備校は一般的ではありませんが、国際的な学力テストでは、カナダの教育水準は高く評価されています。学校の勉強だけで高い評価を受けていることを考えると、「学校での教育の質の良さ」が高いともいえます。

カナダの学校の特徴のひとつが、選択教科が多いことです。学校により異なりますが、心理学、会計学、起業、美容、写真など、幅広い分野から自分の学びたいことを選択することが可能です。

また、アカデミーと呼ばれるスポーツや芸術に特出した学生さんが参加できるプログラムやバカロレア(IB)を取り入れている公立校もあります。

入学は、一部の私立校を除き、試験はありません。学校の成績を提出する必要がありますが、日本の学校の5段階で3以上くらいの成績であれば入学可能です。

公立校ではホームステイ、私立校は学校により寮生活である場合があります。

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