7月1日はカナダデー、カナダの建国記念日でした。
2022年はカナダ建国155年、建国は1867年です。1867年って日本はどの時代だったか分かりますか?
日本では大政奉還があった年です。ということは、カナダは国としては歴史が浅い国ですよね。そして若い国だからこそ、クリエイティブな政策を取り入れていると思うことがあります。
その中でも私が一番素晴らしいと思うのは、「多文化主義政策」です。
1971年、カナダは世界で初めて「多文化主義政策」(multiculturalism)を導入しました。これは、民族や人種の多様性を尊重し、すべての人が平等に社会参加できるような国づくりを目指すもので、ハイチからの移民であるミカエル・ジャン総督(元首である英国女王の名代)や香港からの移民であるエイドリアン・クラークソン前総督の存在は、カナダの多文化主義を象徴していると言えます。(外務省)
政界においても同じで、移民でも政治家として活躍できたり、カナダの大臣の約半分は女性というのも、偏りなく色々な人の意見を取り入れることができると感じます。
そして、カナダは5人に一人がカナダ以外の国で生まれているという移民の国です。したがって学校や職場では色々なバックグラウンドの人がいます。
だから、カナダでは外国人の人がいても受け入れられやすい環境。これは生活する上でとても精神的に安定することなんです。
今や地球上ではどこにいても誰とでも繋がれる状態です。物理的には無理でもオンラインでは世界中の人とやり取りをすることができます。そして、この流れはどんどん進み、仕事でも趣味でも海外の人と繋がるということは普通になってくると思います。
海外というのは、アジアの人だったり、北米だったり、ヨーロッパの人だったり。こういう時に必要なのが、グローバルなコミュニケーション能力であり、地球の共通語といえる英語ではないでしょうか。
カナダ留学では、カナダ人であっても様々なバックグラウンドを持つ移民の方とも一緒に学ぶことから、自然とグローバルな感覚が養なわれます。また、母国語を英語としない方々の英語にも慣れることができます。
社会に出て英語を使うお仕事では英語がネイティブでない方のほうが圧倒的に多い中、色々な英語に慣れていることは、それだけでもグローバルな感覚のひとつです。また、自分の英語にも自信を持つことができるのではないでしょうか。
<まとめ> カナダ留学がお勧めな点
1.多文化主義政策でどんな人種でも受け入れてくれることから、留学生も環境的に受け入れられやすい。
2.グローバルな環境を経験することができる。
3.色々な英語に慣れることが出来る。
4.自分の英語にも自信がもてるようになる。
いかがでしたか?
カナダ留学のお勧めポイントはまだまだありますが、今回は本当に基本的なことをお伝えしました。